月別ガイド
1月
涼しく時々雨が降ります
気温は10〜15度で、雨の日が月に6〜7日程度あります。ビーチは寒すぎて泳げませんが、宿泊費は年間で最も安くなります。パルマの美術館や旧市街散策には問題ありません。
2月
アーモンドの花が咲き温暖な天候
島中にアーモンドの花が咲き、特にブニョーラやカルビアの谷が見頃を迎えます。気温は1月より2〜3度上がり、晴れの日が増えます。ハイキングシーズンが始まりますが、トラムンタナ山脈の高所ルートはまだ雪が残る場合があります。
3月
春が到来し気温が徐々に上がります
日中の気温が17〜18度まで上がり、聖週間には観光客が増え始めます。海水温は15度前後で泳ぐには冷たすぎますが、サイクリストにとっては涼しく快適な条件です。宿泊施設の多くがこの時期に営業を再開します。
4月
ハイキングとサイクリングに最適な条件
気温20度前後でトラムンタナ山脈のハイキングコースが最高のコンディションになります。サイクリストがプロチームの合宿で多く訪れる時期です。ビーチタウンはまだ静かで、レストランの半数程度しか営業していません。
5月
泳ぐには十分温かく人出が少ないです
海水温が18〜20度に達し、地元の人たちが泳ぎ始めます。宿泊費は6月より30〜40%安く、ビーチの日光浴用チェアも簡単に確保できます。日照時間が10時間を超え、雨はほとんど降りません。
6月
理想的なビーチシーズンの始まり
海水温が22〜23度になり本格的なビーチシーズンが到来します。サン・ジョアン祭の6月23日には島中で焚き火が行われます。航空券と宿泊費が7月に向けて週ごとに上がっていくため、月の前半が狙い目です。
7月
暑くビーチシーズンのピーク
気温が30度を超える日が多く、ビーチは地元住民とヨーロッパからの観光客で賑わいます。人気レストランは予約なしでは入れません。カラ・デイアやカラ・トルタのような小さなビーチは午前10時には満員になります。
8月
最も暑く最も混雑する月
年間で最も暑く混雑する月で、宿泊費は冬の3〜4倍に跳ね上がります。パルマ空港の待ち時間は通常の2倍以上かかります。正午から午後4時の間は日差しが強すぎてハイキングやサイクリングは避けるべきです。
9月
まだ温かく人出が減り始めます
海水温は25度前後で年間最高に達しますが、ドイツやイギリスの学校が始まるため観光客は減ります。宿泊費が8月より30%程度下がり、レストランの予約も取りやすくなります。月末にはニット・デ・ラルト芸術祭がパルマで開催されます。
10月
秋晴れで時々雨が降ります
気温は22〜23度で泳ぐこともハイキングもできます。月の後半から雨の日が増え、月に5〜6日程度の降水があります。多くのビーチバーやホテルが10月末で営業を終了するため、訪問は月の前半がおすすめです。
11月
気温が下がり降水量が増えます
気温が15〜18度に下がり、雨の日が月に8〜9日程度あります。ビーチリゾートの大半が閉鎖されますが、パルマやソーリェルの町は通年営業の店が多く問題ありません。航空便の本数が夏の半分以下に減ります。
12月
静かな冬でヨーロッパ基準では温暖です
冬至に向けて日照時間が年間最短の9時間程度になります。気温は北ヨーロッパより暖かい10〜15度ですが、海沿いの風が体感温度を下げます。クリスマスマーケットがパルマのマヨール広場で開かれます。
ビーチと水泳
5月下旬から10月上旬が泳げる期間で、ピークは7〜8月です。カラ・ミジャーナやカラ・トルタなど東海岸の小さな入り江は駐車場が20台分程度しかないため、7〜8月は午前9時前の到着が必須です。9月は海水温が最も高く25度に達しながら人出が減るため、ゆったり泳ぎたい人に最適です。冬季は海水温が14〜15度まで下がり、ビーチバーやシャワー施設の大半が閉鎖されるため避けてください。
ハイキングと自然
トラムンタナ山脈のハイキングは4月と10月が理想的で、気温18〜22度で歩きやすく野花が咲きます。サ・カロブラへの下山ルートやプイグ・デ・マッサネーリャ登山は、7〜8月の午後は気温35度を超え危険なため早朝出発が必須です。2月のアーモンド開花期はソーリェル渓谷とオリエント村周辺が特に美しく、この時期限定の景色が楽しめます。11〜3月は降水量が増え山道がぬかるむため、防水装備が必要で初心者には勧めません。
サイクリング
プロチームが2〜4月に合宿を行うように、この時期が気温・交通量・路面状態すべてで最高の条件です。サ・カロブラへの10kmの下りと登りは標高差700mあり、7〜8月は観光バスと暑さで走りにくくなります。カップ・デ・フォルメントル岬までの往復80kmルートは、5月と9月なら朝7時スタートで昼前に戻れます。自転車レンタルはパルマで1日15ユーロから、電動アシスト付きは35ユーロからですが、8月は予約なしでは借りられないことが多いです。
文化的な見どころ
パルマ大聖堂とアルムダイナ宮殿は通年営業で、冬季は入場待ち時間がほぼゼロです。ヴァルデモサのショパン博物館は7〜8月の午後は観光バスツアー客で混雑するため、開館直後の10時訪問がおすすめです。3月の聖週間にはパルマ旧市街で宗教行列が見られますが、主要観光地の入場料は通常と変わりません。ミロ美術館は月曜休館で、日曜午後は入場無料ですが企画展は別料金です。
格安旅行
11〜3月の宿泊費は夏の3分の1程度で、パルマ中心部のホステルが1泊15ユーロから見つかります。メルカット・デ・ロリベルのフードコートなら昼食が5〜7ユーロで済み、地元の人が通う食堂ではメニュー・デル・ディアが10ユーロ前後です。5月と10月は航空券が安い割にビーチとハイキング両方楽しめるため、費用対効果が最も高いです。8月の宿泊予約は6月時点で満室が多く、直前だと法外な価格しか残っていないため避けてください。
フェスティバル&イベント
サン・セバスティアン祭
1月パルマの冬の大きなお祭りで、街の守護聖人を祝います。篝火、コンサート、街全体でのストリートパーティーが開催されます。前夜には火の走行(コレフォクス)と湾上の花火が見どころです。
聖週間
3月島全体で聖週間の行列が行われ、パルマの荘厳な夜間行列は特に雰囲気があります。スペイン本土からの観光客が大勢訪れるため、宿泊施設は早めの予約がおすすめです。
ニット・デ・フォック
6月パルマの港は夏の始まりを祝う大規模な花火大会とウォーターフロントコンサートで盛り上がります。レストランとバーは遅くまで営業し、パセオ・マリティモ沿いがお祭り雰囲気に包まれます。
サン・ジョアン祭
6月6月23日から24日にかけて島全体で開催され、ビーチでの篝火と伝統的な「サン・ジョアンの水浴」(夜明けの水浴)が行われます。隣のメノルカ島にあるシウタデッラは、この地域で最も有名な馬祭りを開催します。
ニット・デ・ラルト
9月パルマのアートギャラリーが深夜まで営業し、一晩限りの現代アート祭を開催します。旧市街にはインスタレーション、パフォーマンス、オープンスタジオが並び、観客は会場から会場へと移動します。






