月別ガイド
1月
穏やかな冬の日差しと時々の雨
日中は18〜21度で半袖でも過ごせますが、夜間は14度前後まで下がります。時折降る雨は数時間で止むことが多く、海水温は18度台のため地元の人は泳ぎませんが北欧からの観光客は入水します。宿泊費は年末年始を除けば比較的安定しています。
2月
暖かい日中、涼しい夜間、アーモンドの花が咲く
カーニバルの時期で、特にテネリフェ島とグラン・カナリア島は宿が早々に埋まります。昼夜の寒暖差が大きく、標高の高いエリアでは朝晩に薄手のジャケットが必要です。南部の谷間ではアーモンドの花が見頃を迎え、ハイキングルートに彩りを添えます。
3月
心地よい春の天気、時々風が強い
貿易風が強まる時期で、北部の海岸では波が高くなりサーフィンに適したコンディションになります。気温は20〜23度まで上がり日差しも強くなりますが、風のせいで体感温度は低めです。復活祭前後は欧州からの家族連れが増えるため、ビーチリゾートの料金が上がります。
4月
暖かく乾燥した天気、野花が咲き誇る
雨がほぼ降らず、内陸部の野花が最も美しい時期です。海水温は19度前後とまだ冷たいですが、日中は25度近くまで上がるためプールでの水遊びが快適になります。ランサローテ島の火山地帯では風が弱まり、サイクリングやハイキングがしやすくなります。
5月
理想的なビーチシーズン、人出が少ない
ビーチで泳ぐには理想的な条件が揃いますが、欧州の学校休暇前で観光客は少なめです。海水温が20度を超え始め、日差しは強いものの湿度が低く過ごしやすい気候です。宿泊料金は6月に比べて2〜3割安く、レストランの予約も取りやすい時期です。
6月
暑く日差しが強く、水泳に最適
海水温が22度まで上がり、ビーチでの滞在が最も快適な月です。コルプス・クリスティの祭りではラ・オロタバの街路が花びらで彩られます。日照時間が長く夜8時過ぎまで明るいため、テラスでの食事が楽しめますが、紫外線対策は必須です。
7月
真夏の暑さと安定した貿易風
気温は27〜30度まで上がり、貿易風が暑さを和らげます。家族連れで混雑し始め、プラヤ・デル・イングレスなどの人気ビーチは午前中でも場所取りが必要になります。標高2000メートルを超えるテイデ山では20度以下で、暑さを避けたいハイカーが集まります。
8月
最も暑い月、ビーチが大混雑
年間で最も暑く混雑する月で、宿泊費は最高値に達します。ビーチは早朝から満員で、レンタカーも事前予約なしでは借りられないことが多いです。ラ・パルマ島では夜間に星空観測ツアーが連日催行され、天の川が肉眼でくっきり見えます。
9月
暖かい海水温度、人出が減り始める
海水温が年間最高の24度に達し、水中での滞在時間が長くなります。学校再開で家族連れが減り、ビーチの混雑が緩和されます。宿泊費は月末に向けて下がり始め、10月と比べて日中の暑さがまだ残るため海遊びには適しています。
10月
心地よい秋の温かさ、時々にわか雨
気温は23〜26度で安定し、にわか雨が時折降りますが長続きしません。サーフシーズンが本格化し、フエルテベントゥーラ島の北海岸には世界中からサーファーが集まります。野菜や果物の収穫期で、地元市場では新鮮なパパイヤやアボカドが手頃な価格で並びます。
11月
穏やかな天気、降雨の可能性が高まる
雨の日が増え始め、特に北部の島々では週に数回の降水があります。海水温は22度前後で泳げますが、曇りの日が多くビーチ滞在には向きません。ハイキングには程よい涼しさで、タンブリエンテ国立公園の渓谷歩きが快適になります。宿泊費は夏の半額程度まで下がります。
12月
涼しいが晴天、お祭りムード
クリスマス市場が各島の主要都市で開かれ、地元のチーズやワインが並びます。晴天率は高いものの気温は18〜21度で、朝晩は長袖が必要です。年末は宿泊費が急騰するため、クリスマス前の予約がおすすめです。海水温は19度台で、地元の人はほとんど泳ぎません。
ビーチと水泳
5月から10月が快適に泳げる期間で、海水温は20〜24度の範囲です。南部のビーチは波が穏やかで家族向けですが、北部は年間を通じて波が高く遊泳には適しません。8月のプラヤ・デ・ラス・テレシタスやマスパロマスは身動きが取れないほど混むため避けるべきです。フエルテベントゥーラ島のコラレホ周辺なら、同時期でも比較的空いた砂浜が見つかります。
ハイキングと自然
4月と10月が最適で、野花の開花と涼しい気温が重なります。テイデ国立公園では標高3718メートルの山頂まで登れますが、入山許可は数ヶ月前の予約が必要です。夏の低地トレイルは気温35度を超えることがあり、午前10時以降の歩行は脱水症状のリスクが高まります。ラ・パルマ島のカルデラ・デ・タブリエンテでは、11月から3月の雨季に滝の水量が増え見応えが増します。
サーフィンと水上スポーツ
10月から3月が波のコンディションが良く、特にランサローテ島のファマラビーチには世界中からサーファーが集まります。初心者向けのレッスンは1回40ユーロ前後で、プラヤ・デル・イングレスなど南部のビーチで通年受けられます。7月と8月はウィンドサーフィンに最適ですが、貿易風が強すぎる日は海に出られないため、柔軟な日程を組んでください。カイトサーフィンならエル・メダノが拠点として便利で、ビーチ沿いに機材レンタル店が並びます。
格安旅行
11月と1月後半から2月前半(カーニバル前)が宿泊費と航空券が最も安い時期です。自炊できるアパートメントタイプの宿なら1泊30ユーロ以下で見つかり、地元スーパーのメルカドーナで食材を買えば食費を大幅に抑えられます。7月と8月のピーク時は避けるべきで、同じホテルでも料金が3倍近くに跳ね上がります。島間移動はフェリーが飛行機より安く、テネリフェ〜グラン・カナリア間は片道40ユーロ程度です。
祭りとカーニバル
2月のカーニバルは南米リオに次ぐ規模で、サンタ・クルス・デ・テネリフェとラス・パルマスで盛大に祝われます。仮装パレードの観覧は無料ですが、宿は半年前から満室になるため早期予約が必須です。8月のバハダ・デ・ラ・ラマではラ・パルマ島の住民が松の枝を持って山から海まで行進し、翌朝まで続く野外ダンスパーティーが開かれます。6月のコルプス・クリスティはラ・オロタバが見どころで、色とりどりの花びらで描かれた巨大な絵が旧市街を埋め尽くします。
フェスティバル&イベント
カーニバル
2月カナリア諸島ではカディス次ぐ規模のスペイン第2のカーニバルが開催されます。精巧な山車、豪華な衣装、数週間にわたる路上パーティーが繰り広げられます。テネリフェ州のサンタクルス・デ・テネリフェとラス・パルマス・デ・グランカナリアでは最も壮大なお祭りが行われ、大勢の観光客が訪れるため、宿泊予約は早めのご予約をお勧めします。
アーモンド・ブロッサム・フェスティバル
2月グランカナリアのテヘダではアーモンドの花が咲く時期に民俗音楽、伝統料理、工芸品を楽しむお祭りが開催されます。ピンク色と白のアーモンドの花が山の谷を変身させ、写真愛好家の楽園となります。
コルプス・クリスティ
6月テネリフェ州のラ・オロタバとラ・ラグーナでは、火山砂と花びらで路上に精巧なカーペットが作られます。これらの複雑な芸術作品は広場全体を覆いますが、その日のうちに行列が通ることで壊されてしまいます。
バハダ・デ・ラ・ラマ
8月グランカナリアのアガエテでは、参加者が山から枝を持ち下りてきて海を打つという古代の雨乞いの儀式が行われます。先住民の儀式を起源とするこの祭りは、伝統音楽とダンスを伴う大きなパーティーへと発展しました。
フィエスタ・デ・ラ・ビルヘン・デ・カンデラリア
8月テネリフェ州の守護聖人を祝うお祭りで、諸島全体から巡礼者がカンデラリアに集まります。宗教的な行列、伝統的なカナリア相撲、民俗芸能が一日中繰り広げられます。






