月別ガイド
1月
涼しく静かで、時々雨が降ります
日中は14℃前後で、朝晩は10℃を下回ります。週に2〜3日は雨が降りますが、アクロポリスやアゴラは観光客がほとんどいません。博物館は暖房が効いていて快適に過ごせます。
2月
寒いですが天候が回復し、観光客が少ないです
気温は1月とほぼ同じですが、月末には15℃を超える日が増えます。アテネカーニバルの時期は市内中心部が賑わいますが、遺跡は空いたままです。ホテル料金は年間で最も安くなります。
3月
春が到来し、野生花が咲きます
20℃近くまで上がる日が出てきて、リカヴィトスの丘やフィロパポスの丘に野生花が咲きます。雨は減りますが、まだ週1〜2回降ることがあります。観光客は少なく、レストランの予約も取りやすいです。
4月
最適な気候で、イースターのお祭りがあります
日中は22〜25℃で遺跡巡りに最適です。ギリシャ正教会のイースター期間中は、プラカ地区で深夜のろうそく行列が見られます。月末には海水温が18℃に達し、泳げるようになります。
5月
暖かく晴れており、人出が増え始めます
気温は28℃前後まで上がり、日照時間が1日10時間を超えます。パルテノン神殿は午前9時前の訪問が推奨されます。観光客が増え始め、タベルナの人気店は予約が必要になります。
6月
暑く乾燥していて、夏が始まります
日中は32℃を超える日が多く、アクロポリスは午前7時30分の開門直後が狙い目です。アテネ・エピダウロス・フェスティバルが始まり、ヘロディス・アッティコス音楽堂で野外公演が行われます。ピレウス港から島々へのフェリーが増便されます。
7月
ピークシーズンの暑さで、日差しが厳しいです
最高気温は35℃以上、遺跡の石畳は40℃を超えます。午後1時から5時は屋外活動を避けるべきです。プラカやモナスティラキは観光客で混雑し、レストランは満席状態が続きます。
8月
焼けるような暑さで、地元の人々が町を離れます
連日38℃前後の猛暑で、15日の聖母被昇天祭前後は地元の店が休業します。アテネ市民の多くが島や山間部へ避暑に出かけるため、市内中心部は観光客ばかりになります。遺跡は朝8時前の訪問が必須です。
9月
まだ暖かく、観光客が少なくなります
気温は30℃前後に下がり、海水温は25℃で泳ぐのに最適です。観光客が減り始め、アクロポリス博物館も落ち着いて見学できます。アテネ国際映画祭が開催され、屋外上映会が楽しめます。
10月
快適な秋で、時々雨が降ります
日中は23〜26℃で遺跡巡りに快適です。月後半から雨の日が増えますが、1日中降り続くことは稀です。エーゲ海の島々へのフェリーは減便され、一部航路は運休します。
11月
涼しく雨が多く、オフシーズンです
気温は18℃前後まで下がり、週2〜3回は雨が降ります。観光客は激減し、国立考古学博物館をゆっくり見学できます。レストランは閑散期料金になり、タベルナのコース料理が20%ほど安くなります。
12月
温暖な冬で、祝い気分に包まれます
日中は15℃前後で、シンタグマ広場にクリスマスツリーが飾られます。元日に向けて市内中心部は祝祭ムードになりますが、遺跡は空いています。海水温は16℃まで下がり、泳ぐには寒すぎます。
古代遺跡と考古学
アクロポリスは開門時刻の午前8時(夏季は7時30分)に到着してください。午前10時を過ぎると団体ツアー客で身動きが取れなくなります。共通チケット(30ユーロ)でアゴラ、ローマンアゴラ、ハドリアヌスの図書館など7か所に入れますが、すべて回るには丸2日かかります。8月の午後1時から5時は遺跡内に日陰がなく、石畳の照り返しで熱中症のリスクが高まるため避けてください。国立考古学博物館は火曜が休館日で、月曜午後は特別展示室が閉鎖されます。
ビーチと水泳
アテネ中心部から最も近いグリファダビーチまではトラムで40分、入場料は無料ですが8月は芋洗い状態です。ヴォウリアグメニ湖は海水と温泉が混ざった天然プールで、水温が年間通して20℃以上あり、入場料は12ユーロかかります。5月と9月は海水温が22〜25℃で泳ぎやすく、ビーチの混雑も少なめです。7月と8月の週末はアテネ市民が海岸に押し寄せるため、平日の訪問がおすすめです。スニオン岬のビーチは景色が良いですが、往復3時間かかるため半日は潰れます。
島巡り
ピレウス港からイドラ島まで高速船で90分、往復チケットは58ユーロです。6月から9月は1日6〜8便出ていますが、10月は3便に減り、11月から4月は週末のみの運航になります。エギナ島は通年フェリーが頻発し、片道40分で8ユーロと手頃ですが、ピスタチオ畑以外に見どころは少ないです。サントリーニ島やミコノス島へは国内線で50分、フェリーでは7〜8時間かかります。8月は島のホテルが満室で宿泊費が3倍になるため、日帰りできる近場の島に絞るべきです。
予算重視の旅
11月から3月のホテル料金は夏季の半額以下で、プラカ地区の3つ星ホテルが1泊40ユーロから見つかります。スブラキ(串焼き肉)のピタサンドは2.50〜3ユーロ、ギリシャサラダは4〜5ユーロで、モナスティラキ広場周辺の店が安いです。アクロポリスは第1日曜が無料開放日ですが、大混雑するため時間の無駄になります。地下鉄・バス・トラムの5日間フリーパスは9ユーロで、空港からの往復チケット(20ユーロ)より割安です。高級レストランは避け、地元の人で賑わうタベルナを選んでください。
食事とワイン
中央市場(ヴァルヴァキオス・アゴラ)は午前8時から午後2時まで開いていて、魚売り場の奥にあるタベルナで獲れたてのシーフードが食べられます。モウサカは観光客向けメニューで、地元の人はファソラーダ(白インゲン豆のスープ)やホリアティキサラダを頼みます。レツィーナワインは松脂の風味が強く好みが分かれますが、アッティカ地方産のアシルティコ種の白ワインは日本人の口に合います。ディナーは午後9時以降が本番で、8時前に開いているタベルナは観光客向けの店です。プラカ地区のレストランは値段が2割増しなので、エクサルヒア地区やコロナキ地区まで足を延ばしてください。
フェスティバル&イベント
アテネカーニバル
2月3週間のパレード、仮面舞踏会、路上パーティーがクリーンマンデーで最高潮に達します。プラカ地区では精巧な衣装を身にまとった地元の人々による最も盛大なお祭りが開催されます。
ギリシャ正教会のイースター
4月ギリシャで最も重要な宗教的祝日で、真夜中の教会礼拝、ろうそくの火による行列、伝統的なラム料理のご馳走が特徴です。年によって日程が異なりますが、通常は4月から5月初旬に祝われます。
アテネ・エピダウロス・フェスティバル
6月古代ギリシャの戯曲と現代的なパフォーマンスが、ヘロデス・アッティコス音楽堂とエピダウロス劇場で6月から8月にかけて上演されます。この世界レベルの文化的イベントのチケットは早めに予約することをお勧めします。
聖母被昇天祭
8月8月15日は重要な国民の祝日で、ほとんどのアテネ市民が島や村へ出かけます。サービスの縮小が予想されますが、アテネに滞在する場合は人通りが少なくなって快適です。
アテネ国際映画祭
9月国際映画とギリシャ映画の2週間のフェスティバルで、複数の会場で開催されます。このフェスティバルは涼しい夜間に屋外上映と業界イベントで活気づきます。






