月別ガイド
1月
涼しく静かで時々雨が降ります
気温は10〜15度で、月に8〜10日ほど雨が降ります。多くのホテルやレストランが冬季休業に入るため選択肢は限られますが、宿泊料金は年間で最も安くなります。フェリーの運航本数も大幅に減少します。
2月
寒く、断続的に雨が降ります
1月とほぼ同じ気候で雨の日が続き、海は泳ぐには冷たすぎます。観光施設の多くが閉鎖されたままですが、静けさを求める長期滞在者には向いています。イアの夕焼けを独り占めできる可能性が最も高い月です。
3月
温暖ですが天候が不安定です
日中は18度前後まで上がる日もありますが、急な雨や強風に見舞われることがあります。月末になるとホテルやレストランが営業を再開し始めます。イースター前後は地元の祭事で活気づきますが、観光客はまだ少ないです。
4月
春の心地よい暖かさが始まります
気温は20度前後で過ごしやすく、島全体に野花が咲き始めます。海水温は17度程度でまだ冷たいものの、ハイキングや町歩きには最適な時期です。宿泊料金は夏の半額程度で、主要な観光スポットも空いています。
5月
温かい日々で野生の花が咲きます
日中は25度近くまで上がり、月末には海で泳げる日も出てきます。ワイナリーツアーや屋外レストランが本格的に稼働し、6月の繁忙期前の落ち着いた雰囲気が楽しめます。宿泊料金は月後半になるにつれて上昇します。
6月
暑く乾燥していて訪問者が増え始めます
気温は27〜30度で雨はほぼ降らず、海水温は22度前後と快適です。月前半はまだ比較的空いていますが、後半になるとヨーロッパの夏休みシーズンが始まり宿泊料金が跳ね上がります。サンセットスポットは混雑し始めます。
7月
真夏の酷暑と大混雑
日中は33度を超える日が多く、フェリーも満席になります。イアやフィラのメインストリートは日中から夜まで観光客で埋め尽くされ、有名レストランは予約なしでは入れません。サントリーニ・ジャズ・フェスティバルが開催されます。
8月
最も暑く最も混雑する時期です
年間で最も暑く混雑する月で、宿泊料金は冬の4〜5倍になります。気温は35度前後まで上がり、ビーチは早朝から場所取りが始まります。イフェスティア・フェスティバルとワイン収穫が重なり、島全体が活気に満ちています。
9月
温暖で混雑が少なくなり始めます
月前半はまだ8月並みの暑さと混雑が続きますが、中旬以降は気温が28度前後に下がり過ごしやすくなります。海水温は年間で最も高い24度に達し、月末には宿泊料金も落ち着き始めます。
10月
快適で収穫の季節です
日中は23〜25度で快適に過ごせ、海もまだ十分泳げる温度です。ワイン収穫後のワイナリー見学が楽しめ、地元食材を使った秋メニューがレストランに登場します。月末になるとフェリーの本数が減り始め、一部施設が冬季休業に入ります。
11月
気温が下がり雨が戻ってきます
気温は15〜20度まで下がり、雨の日が月に6〜8日ほど戻ってきます。多くのホテルやレストランが11月中旬以降閉鎖されますが、営業している施設では大幅な割引が適用されます。フェリーは週に数便程度に減ります。
12月
静かな冬で雨が降ります
冬の雨季に入り、気温は12〜16度です。クリスマスシーズンには地元の教会で伝統行事が行われますが、観光客向けのサービスはほとんど休止します。営業中の数少ないホテルでは長期滞在割引が利用できることがあります。
ビーチと水泳
ペリッサやカマリの黒砂ビーチは6月中旬から9月末まで快適に泳げますが、真夏は午前10時までに行かないとパラソルが埋まります。レッドビーチは景色は見事ですが足場が悪く、小石だらけなので水中シューズが必須です。5月と10月前半は海水温が20度前後で泳げなくはないものの、ビーチタオルのレンタルやシャワー設備が閉鎖されている場合があります。北側のビーチは風が強い日が多いため避けたほうが無難です。
ワインと食事
サントリーニのアシルティコ種ワインは火山性土壌と強風に耐える独特な栽培法で育ち、ミネラル感の強い辛口白ワインになります。サント・ワインズやヴェンエツィアーノなどの大手ワイナリーは年間通して見学できますが、8月のワイン収穫時期と10月のプレス作業時期は実際の工程が見られます。フィラやイアの崖沿いレストランは景色代込みで一皿25〜40ユーロですが、ペリッサやカマリの内陸側に入ると同じ料理が半額以下です。トマトケフテデス(トマトのフリッター)は島の名物ですが、観光地では冷凍を使う店もあるので地元客で賑わう店を選んでください。
写真撮影と夕焼け
イアの夕焼けは有名ですが、7〜8月は撮影スポットに日没2時間前から人が集まり始め、まともな構図を確保するのは困難です。イメロヴィグリの展望台やスカロスの遺跡付近は同じカルデラビューでも人が少なく、夕方の光が白壁に当たる様子を落ち着いて撮れます。最高の光は日の出直後の30分間で、この時間帯ならイアの路地も空いていて青いドームを独占できます。冬季は雲が多いため期待しすぎないでください。
予算重視の旅
11月から3月の間なら個室が1泊30ユーロ台から見つかりますが、フェリーが週2〜3便に減るため最低でも5泊以上の滞在が前提になります。夏でもフィラやフィロステファニの崖下にある宿は景色が限られる分、カルデラビュー物件の3分の1程度の料金です。ギロス(ピタサンド)は3〜5ユーロでボリュームがあり、スーパーで買うギリシャヨーグルトとパンで朝食を済ませれば食費は1日15ユーロ以内に抑えられます。アティニオス港からフィラまでのバスは1.8ユーロですが、タクシーだと15ユーロ要求されるので絶対にバスを使ってください。
混雑を避ける
9月後半と10月前半は気候的にほぼ夏と変わりませんが、宿泊料金は半額近くまで下がり観光客も目に見えて減ります。4月下旬から5月中旬も狙い目で、海は冷たいものの島歩きには最適な気温です。イアの夕焼けを見たいなら、日没を見送った後の夜8時以降に散策すれば人混みが嘘のように消えています。アクロティリ遺跡やピルゴス村は有名観光地から離れているため、真夏でも比較的空いています。クルーズ船が停泊する日(週3〜4回)は午前10時から午後4時までフィラとイアが特に混むので、この時間帯は別の場所で過ごしてください。
フェスティバル&イベント
サントリーニ・ジャズ・フェスティバル
7月7月初旬にオイアとフィラの野外会場で国際的なジャズミュージシャンが演奏します。この時期は宿泊費が高くなり、公演はすぐに売り切れてしまうため、チケットは事前に予約することをお勧めします。
イフェスティア・フェスティバル
8月火山の花火がカルデラの上で打ち上げられ、ミノア文明の噴火を再現します。フィラでは伝統的な音楽と踊りが行われ、島全体から多くの観客が訪れるため、観賞スポットを数時間前に確保することをお勧めします。
ワイン・ハーベスト
8月島中のワイナリーがぶどうの収穫を祝い、ツアー、テイスティング、伝統的な足踏み行事を開催します。多くのワイン庄園ではぶどうの摘み取りと加工に参加できる特別なプログラムを提供しています。






